https://www.rakuten.co.jp/
楽天市場は、国内最大のECモールです。テナント型のECモールと呼ばれており、楽天市場内のショップページの中に商品ページを設けるイメージです。過去にショップを利用した顧客に対してメールマガジンを送ってアプローチできるため、リピーター獲得に強いプラットフォームとして知られています。また、各ショップに専任のECコンサルタントがついてサポートする点も特徴的です。
ECプラットフォームとは
「 越境ECでおすすめのプラットフォームは? 」
「 世界各国ごとにおすすめのプラットフォームを知りたい 」
越境ECであれば、 日本に拠点を置きつつ 幅広い海外ユーザーへ自社商品を販売することが可能です。現在では世界各国ごとに需要の高いECプラットフォームが存在しており、特定のニーズやジャンルに焦点を合わせて自由に選定が行えます。
当記事では、世界各国でおすすめの越境ECプラットフォームについて徹底解説しています。プラットフォームの種類や選定ポイントについても紹介しているため、越境ECの展開でお悩みの方はぜひご参照ください。
越境ECプラットフォームとは
越境ECとは、 海外のユーザー向け にECサイトを通じて商品販売を行うことを指します。日本国内に拠点を構えながら、現地法人設立などのコストもかからず、 国境を超えて販路拡大 が可能です。
越境EC向けのサイトを構築する際には、基盤となるシステムを使用することが大半です。この越境EC向けに構築されたソフトウェアやシステムのことを「 越境ECプラットフォーム 」と呼びます。
越境ECプラットフォームは「自社型EC」と「モール型EC」の2タイプ
越境ECプラットフォームは、「 自社型EC 」と「 モール型EC 」という2つのタイプに分けられます。
自社型EC
自社型ECとは、企業あるいは個人が 独自ドメイン を取得し、自らサイトを立上げて商品販売を行う形式のこと。
また自社で制作したECサイトのため、販売手数料などの余剰コストも削減が行える点も大きなメリット。 初期費用を抑えた状態 からスモールスタートで気軽に運営を開始できます。
しかし1から構築したECサイトのため最初は顧客流入もなく、収益化が見込めないことはデメリットのひとつ。更に越境ECの場合は、 外国語対応や通貨の設定 なども全て自分で行う必要が出てくる点にも注意が必要です。
モール型EC
モール型ECとは、簡単に言うとインターネット上のショッピングモールのようなもの。ひとつの大きなサイト内に 複数のショップ が出店し、商品販売を行っています。
モール型ECに出店する最大のメリットは、始めから 大きな集客能力と認知度 を獲得していること。1から顧客流入を促す必要がなく、商品の魅力やニーズとの合致があれば、すぐに購入へつなげることができます。
しかし、モール型であれば出店費用や販売手数料などのコストが必ず発生します。また、機能面やデザインのカスタイズもある程度制限されてしまうため、ブランドの 個性を強く打ち出すことは難しく なります。特徴ある商品でも、多くのショップが立ち並ぶ中に埋もれてしまう点はモール型のデメリットと言えるでしょう。
越境ECに強い自社型ECプラットフォームを比較
Shopify
Shopifyは、カナダに拠点に置く世界最大のECプラットフォーム。 ECプラットフォームとは 全世界175か国 でおよそ 100万店舗 ものショップが開設されています。外国語翻訳や国内外の発送・決済サービスなどにも対応しているため、国や地域を選ばずに越境ECビジネスをスタートすることが可能です。
また、 デザイン性の高さ もShopifyの大きな魅力のひとつ。100種類を超える公式デザインテンプレートが存在しており、自社商品の特性に合わせて自由にデザインをカスタマイズできます。HTMLなどの知識がない状態でも簡単に高品質なECサイト制作が可能です。
ベーシックプラン:毎月29USD(約3,200円)
スタンダードプラン:毎月79USD(約8,600円)
プレミアムプラン:(ECプラットフォームとは 毎月32,500円)
Shopifyプラスプラン:2000USD(約218,00円)
販売規模によって 柔軟にプランが選択 できる点も、Shopifyの特徴です。個人向けのスモールビジネスから億単位の大規模サイトまで利用可能となっています。
Magento
Magentoは Adobeが提供 しており、世界的にも大きな支持を受けているECプラットフォーム。同プラットフォーム上での取引額は、年間で 1,000億米ドル を超えるほどの知名度を誇っています。
大きな強みは、販売商品のジャンルや規模にかかわらず、グローバル展開に向けた 様々なサポートに対応 していること。現地の通貨や決済方法の導入からサイトデザインまで、ローカライゼーションを活用した柔軟なカスタマイズが可能です。また、 150以上の言語設定 が行える点も魅力的なポイントと言えるでしょう。
Adobeならではの高品質なサイトデザインが実現できる点も魅力のひとつ。ただ、デザインテンプレートではなく、PHP等から 自分でサイト構築を行う必要 があるため、知識のない方の場合は開発会社へ依頼するなどの手間がかかります。
料金プランは、Magento Open Source(無償)とMagento Commerce(有償)の2つが展開されており、機能面やサポート面に差が生じます。
LunchCart
LunchCartは アジア圏 での越境ECに特化したプラットフォーム。同プラットフォームの大きな強みは、中国や台湾、ベトナム、シンガポールなど、およそ 160もの通貨に対応 していること。商品を日本円で登録するだけで、その時のレートに合わせて各通貨への変換表示を可能にしています。各言語のテキストさえあれば、何言語まででも設定が行えます。
また、 総合通販 と 単品販売の両方 を可能にしている点も魅力のひとつ。単品通販においては、現地にローカライズされたフォーム一体型のランディングページを作成できます。そのほかにも、定期購入システムやサイト分析機能、SMS・MMSでの通知など、多彩なサービスが活用可能です。
アジア圏を中心に、現地の 多彩な物流システムと連携 しているため、初めての越境ECでも安心。越境EC向けの補助金・助成金に関するサポートにも対応しています。
Wixは イスラエル発祥 のECプラットフォーム。初めての方でも簡単に高品質なECサイト制作が行えることもあり、日本でも幅広く普及しています。
最大の魅力は、 500以上ものテンプレート から自由にデザインが選択できること。直観的にカスタマイズが可能で、大規模ECサイトと遜色ないデザインが実現できます。商品ギャラリーや関連商品一覧、カードに追加ボタンなど、各機能ごとにパーツが別れており、制作者はそれらをドラッグ&ドロップだけでページ上に設置することが可能です。
クレジットカードやコンビニ決済、Pay-easyなどの多彩な決済方法を導入できるため、購入者のニーズにも柔軟に対応できます。また、 Facebook や Instagram などを通じて、複数の販売チャネルに商品を掲載できる点も魅力のひとつと言えるでしょう。
中国で人気のモール型プラットフォームを比較
天猫(T-mall)/天猫国際(Tmall Global)
中国国内法人向けECサイトの「 天猫(T-mall) 」と、海外法人向けECサイトの「 Tmall Global(天猫国際) 」という2つに大きく分けることができます。
Tmall Globalでは、世界92か国、およそ2万5000もの海外ブランドが出店しており、中国市場を一人勝ちしている状態です。その中でも日本製品は特に人気が高く、2019年に世界20か国以上もの出店ブランドが参加した「天猫ダブルイレブンショッピングフェスティバル」では、国別売上ランキングで 第1位 を獲得しています。
模造品や非正規品を取り締まり、 高い信頼とブランド力 を維持するため、出店規制が厳格に定められている点も大きな特徴です。出店保証金も$25,000と高額ではありますが、売上向上には特におすすめの越境ECモールとなっています。
京東商城(JD.com)
京東商城(JD.ECプラットフォームとは ECプラットフォームとは com)は中国市場でおよそ 31%もシェア を誇る越境ECモール。総合的なジャンルの販売が行えるものの、 家電製品に強く特化 しているプラットフォームとして有名です。
2015年には日本製品専門サイト「日本館」もオープン。日本企業の誘致に力を注いでおり、CannonやPanasonic、CASIOなどの大手家電量販店も多数出店しています。
またヤマトグローバルロジスティクスジャパンと連携し、 日本企業からの出店サポートを実施 している点も魅力的なポイントのひとつ。京東国際からの注文を受けてから配達完了まで、 最短4日 というスピード感を実現しています。
Kaola(コアラ)
考拉海購(Kaola)は、Tmallと同様に アリババグループ の運営する越境ECモール。2015年にサービス開始となった比較的新しいモールですが、現在中国市場の24%を占めるほど高い人気を誇っています。
80か国以上、およそ1万以上ものブランドが商品販売を行っており、総合的なジャンルを取り扱っています。顧客層が80%以上女性であり、年齢層も 19~35歳 ECプラットフォームとは が多いことから、化粧品・コスト用品や生活雑貨などに特化した店舗が多く存在します。
アメリカで人気のモール型プラットフォームを比較
アマゾン(Amazon.com)
アマゾン(Amazon.com)はアメリカEC市場で1番のシェア率を誇り、世界19か国以上で利用される有名な越境ECモール。2018年には全世界の 有料会員数が1億人を突破 したほど、幅広い年代や国の人に知られている巨大モールとなっています。
Amazon.india(インド)やAmazon.co.uk(イギリス)、Amazon.de(ドイツ)など、それぞれの 国に応じて独立 したモールを展開している点が大きな特徴です。 出品方法は日本国内で行うのと同様に、各国のプラットフォームからアカウント登録し、出品を行えば商品を販売できます。
eBayのアカウント登録は無料。プランは大きく6つに別れており、小規模の運営であれば無料で出品まで行えます。とにかく 手軽にスモールスタート を切れるのが大きな魅力と言えるでしょう。
Amazonと比較すると、eBayでは低価格で商品購入するユーザーが多いため、 低コスト から商品販売を始めたい場合には最適な越境ECプラットフォームとなっています。
メルカリ(mercari)
メルカリ(mercari)は日本でスタートした CtoC向け のフリマアプリです。日本国内でトップシェアを誇るプラットフォームですが、2014年にアメリカへ進出して以降もわずか1年8カ月で1000万ダウンロードを突破するほど人気を博しています。
メルカリの大きな魅力は、多種多様なジャンルの商品を リーズナブルかつ手軽 に出品可能なこと。アパレルからおもちゃ、生活用品、アイドル関連グッズ、書籍など様々な商品が販売されています。
現在は出品から落札に至る手数料が無料のため、参入するハードルも低くなっています。他のプラットフォームを比較すると、企業だけでなく 個人でも気軽に販売をスタート できることから、越境ECへの活用も非常に注目されています。
ヨーロッパで人気のモール型プラットフォームを比較
Vinted
Vintedは2008年に リトアニア で設立された越境ECプラットフォーム。日本で言うメルカリのように、フリマアプリ形式でユーザーの身に付けなくなったアパレル製品やアクセサリーなどを売り買いするためのサービスです。
出品手数料や販売手数料、月額料金などの 運営コストは一切かからない 点も大きな魅力のひとつ。送料も購入者負担のため、海外向けに初めて商品販売をスタートする場合でも安心して登録できます。
G2Aは、 ゲームユーザー に焦点を合わせた越境ECプラットフォーム。SteamやOrigin、PSN、Xboxなどのゲームコードを低価格で販売しています。ゲーム以外にも、PCソフトやオンラインチケットなど幅広い商品を取り扱っています。
Zalando
Zaland(ツァランド)は、2008年に サンダル販売サイト として設立された越境ECモール。現在では、大手ファッションサイトとして ドイツを中心 に幅広い市場を保持しているプラットフォームとなっています。
日本国内のファッションECサイトにZOZOTOWNがありますが、Zalandはその10倍ほどの規模を誇る巨大モール。ユーザーからの信頼も厚く、 市場の大きな環境 で商品販売をスタートしたい場合にはおすすめのプラットフォームと言えるでしょう。
得意とする商品ジャンルはアパレル製品や家電製品、インテリア。Eコマースでは初めての リアルタイム送金システム を導入した企業でもあり、今後更なるジャンルの拡大とユーザー数の増加が見込めるとされています。
日本からの出品に関する サポート体制が整備されていない 点は、デメリットのひとつ。外国語対応数も少ないため、他のECモールと比較しても、出品から発送まで障害が多くなることは念頭に置いておきましょう。
東南アジアで人気のモール型プラットフォーム
【東南アジア・台湾】Shopee(ショッピー)
Shopee(ショッピー)は2015年に ECプラットフォームとは シンガポール で設立され、東南アジア・台湾で最も急成長を遂げている越境ECプラットフォーム。現在は下記8か国を含む地域にてそれぞれ独立したマーケットプレイスを展開しています。
シンガポール
マレーシア
タイ
台湾
インドネシア
ベトナム
フィリピン
ブラジル
Shopeeでは 日本語対応可能なスタッフが在籍 しており、運営時の疑問点はいつでも気軽に質問できる体制が整っています。英語や中国語、韓国語などにも対応しているため、様々な地域の顧客にも、丁寧なコミュニケーションとサービス展開が可能です。
また、配送に関するサポートや、 幅広い媒体での広告運用 が行える点もShopeeの魅力的なポイント。Shopeeの内部広告のみならず、インフルエンサーを活用したライブ配信なども実施しています。
現在の料金は 初期費用 ・ 維持費用 が無料となっています。出店継続のための固定費が不要なため、個人からでも気軽に出店が行えます。充実したサポート体制のもと、初めての方でも安心して越境ECがスタートできるのがShopeeです。
越境ECプラットフォームを選ぶポイント3選
取扱商品との相性や対象国のニーズを確認しよう
自社商品が出店先の国で売れやすいのか、ニーズが十分に確保できるのかといった点はあらかじめ調査しておきましょう。それぞれの国によって、現地で人気のある商品や トレンド は大きく異なります。調査を綿密に実施して、自社商品のニーズを見定めれば、最も越境ECで成果の見込める国が判別可能となり、 ミスマッチを回避 することができます。
一方で、アパレルや電化製品など、 特定のジャンルに特化したECモール であれば、ユーザーの購買意欲も高いため、商品のアプローチが行いやすくなります。
サポート体制が充実しているか確認しよう
例えば、東南アジアや台湾ではShopeeのようなプラットフォームが人気を博しています。 専属の日本スタッフ が在籍しており、運営中の悩みや疑問などを相談することが可能です。
自社型ECとモール型ECを両方活用するべきか検討しよう
越境ECで商品の売上を伸ばしたいのであれば、 自社型サイト と モール型EC を 両方運営 していくことがおすすめです。商品の売上が安定後にECモールの出店数を減らしたり、自社型サイトのみに販売を限定するなど、柔軟に販売経路をコントロールしましょう。
EC News 【2022最新】ECプラットフォームとは?種類ごとの比較やおすすめツールも紹介
ECプラットフォームには、ECモールやカートASPをはじめ、さまざまな種類のシステムがあります。ECプラットフォームを選ぶ際は、まずECモールと自社ECのどちらを構築したいかを決める必要があります。
ECモールとは、複数のブランドが出店するオンラインモールです。Amazonや楽天市場などがECモールにあたります。自社ECとは、一つの企業や店舗が運営する、独立したECサイトです。カートASPやオープンソース、ECパッケージなどのECプラットフォームは、すべて自社ECを構築するためのシステムです。
以下では、ECプラットフォームの種類について解説します。
ECモール
- ● Amazon
- ● 楽天市場
- ● Yahoo!ショッピング
- ● ECプラットフォームとは ZOZOTOWN
- ● auPAYマーケット
- ● Qoo10
カートASP
オープンソース
ECパッケージ
一方、構築や運用にあたって費用が高額になりやすい点は、ECパッケージのデメリットです。ECサイトの要件によっても異なりますが、一般的に構築だけでも数百万円の費用がかかります。
社内に運用担当者がいない場合は、運用中の保守やサポートも外注する必要があるため、その分ランニングコストもかさみます。
また、クラウド上にシステムがあるカートASPやクラウドECとは違って、数年ごとにシステムの老朽化にともなうメンテナンスが必須です。
クラウドEC
フルスクラッチ
ECプラットフォームの特徴を比較
前述のとおり、ECプラットフォームにはさまざまな種類があります。ECの導入にあたり、どのプラットフォームを選ぶべきか悩む方も多いでしょう。
以下の表は、プラットフォームごとの特徴を一覧にまとめたものです。表を参考にそれぞれのプラットフォームを比較して、もっとも適した構築方法を検討してみてください。
構築方法 | 初期費用 | 月額費用 | EC年商規模 |
---|---|---|---|
ECモール | ~10万円 | ~10万円 | ECプラットフォームとは~1億円 |
カートASP | ~30万円 | ~10万円 | ~1億円 |
オープンソース | ~300万円 | ~50万円 | 1億円~10億円 |
クラウドEC | 300万円~500万円 | 10万円~50万円 | 1億円~20億円 |
パッケージ | 300万円~1,000万円 | 30万円~100万円 | 1億円~10億円 |
フルスクラッチ | 1,000万円~ | 50万円~100万円 | 10億円~ |
シェアの大きいECプラットフォーム11選
プラットフォームの種類が決まっても、具体的にどのシステムを導入するかで悩んでいる方も多くいます。ECに参入する事業者が増えるにつれて、ECシステムも各社からリリースされており、多様化が進んでいます。まずは、多くの企業において導入されている大手プラットフォームを中心に、一つずつ特徴を整理していくのがおすすめです。
以下では、業界内でシェアの大きいプラットフォームについて紹介します。
Amazon
https://www.amazon.co.jp/
Amazonは、世界最大のECモールです。マーケットプレイス型のECモールとも呼ばれており、商品データはショップごとではなく、プラットフォーム側で管理されます。フルフィルメントサービス「FBA(Fulfillment By Amazon)」を利用すると、商品の保管やピッキングなどをAmazonに委託することもできます。
https://www.rakuten.co.jp/
楽天市場は、国内最大のECモールです。テナント型のECモールと呼ばれており、楽天市場内のショップページの中に商品ページを設けるイメージです。過去にショップを利用した顧客に対してメールマガジンを送ってアプローチできるため、リピーター獲得に強いプラットフォームとして知られています。また、各ショップに専任のECコンサルタントがついてサポートする点も特徴的です。
ECプラットフォームとは
https://thebase.in/
BASEは、基本料無料で利用できるカートASPです。クレジットカード決済のほか、コンビニ決済や銀行振込、後払い決済、キャリア決済など、豊富な決済手段が利用できます。また、BASE DESIGN MARKETを利用すると、クリエイターが制作したデザインフォーマットを導入できます。
STORES
https://stores.jp/
STORESは、無料で利用できるカートASPです。商品登録数の制限がなく、多くの商品を販売したい方に向いています。Instagramとの連携機能も実装されており、SNSマーケティングにも適したプラットフォームです。
MakeShop
https://www.makeshop.jp/
MakeShopは、月額1万円から利用できるカートASPです。BASEやSTORESと比較すると費用が高くなっていますが、その分デザインテンプレートや機能は充実しています。また、サポート体制が整っている点もMakeShopの強みです。EC運営に関するノウハウを得られるセミナーのほか、電話やメールによるカスタマーサポートも提供しています。
Shopify
https://www.shopify.jp/
Shopifyは、世界最大級のカートASPです。3つの料金プランのほか、月額9ドルのShopify Liteやエンタープライズ向けのShopify Plusも用意されており、豊富なプランから選択できます。世界中で利用されているプラットフォームのため、越境ECの構築にも適しています。
EC-CUBE
https://www.ec-cube.net/
EC-CUBEは、オープンソースのECプラットフォームです。雑貨店「ドン・キホーテ」やブックストアチェーン「ジュンク堂書店」などの大手企業にも導入されています。オープンソースの中では珍しく日本で生まれたサービスのため、国内における導入実績が多く、日本語の情報が充実しています。
Magento
https://business.adobe.com/jp/products/magento/magento-commerce.html
Magentoは、アメリカ発のオープンソースです。多言語・多通貨に対応できる機能が実装されており、越境ECの構築を得意としています。また、マルチサイトを一括管理できるため、国内向けのECサイトと海外向けのECサイトを一つの管理画面で操作できます。
WordPress(Welcart)
https://www.welcart.ECプラットフォームとは com/
WordPressは、世界最大級のオープンソースです。EC専用のプラットフォームではありませんが、EC化プラグインをインストールするとECサイトを構築できます。Welcartの特徴は、日本向けにチューニングされている点です。同じく有名なEC化プラグインにWooCommerceがありますが、日本語で運用する場合はWelcartのほうが使いやすいでしょう。
ecbeing
https://www.ecbeing.net/
ecbeingは、13年連続でトップシェアのECパッケージです。BtoBやDtoC、オムニチャネルをはじめ、あらゆる運用体制に対応できます。国内1,400社以上に導入されていますが、導入や運用に際してかかるコストが高いため、大企業における導入事例がほとんどです。
ebisumart
https://www.ebisumart.com/
ebisumartは、カスタマイズ性に強みをもつクラウドECです。比較的新しいシステムのため、2022年現在の導入実績は約700社ほどですが、SaaS型のシステムとしては3年連続のトップシェアとなっています。また、ebisumartを提供するインターファクトリーは、2020年8月にはマザーズ上場をはたしており、今後さらにSaaSサービスに力を入れていくとみられています。
GMOクラウドEC
https://www.cloudec.ECプラットフォームとは jp/
GMOクラウドECは、GMOグループが提供するクラウドECです。MakeShopをベースにカスタマイズするプラン、ECパッケージ、クラウドECの中から最適なプラットフォームを提案してもらえるため、選択肢の幅広さには定評があります。要件に応じて適したシステムを提案できるのは、実績豊富な大企業ならではの魅力です。
ECプラットフォームはさまざまな種類があり、カスタマイズ性や費用はサービスごとに大きく異なります。そのため、自社における要件を洗い出したうえで、どのシステムを導入すべきかを検討することが大切です。多くの導入実績があるプラットフォームを中心に、複数のシステムを比較して検討するとよいでしょう。
【初心者向け】ECプラットフォーム 種類と選び方
\ あなたの会社の新規お客さまをデジタル化で創出【今なら無料】/
ECプラットフォームとは?
モール型ECと自社ECの違いって?
モール型EC
おすすめ自社ECプラットフォーム4選
1. BASE(ベイス)
2. STORES(ストアーズ)
3. Make ECプラットフォECプラットフォームとは ームとは Shop(メイクショップ)
GMOインターネットが提供しているECプラットフォームです。デザイン170種類と機能が豊富なので本格的にECサイトを立ち上げたい方におすすめです。B to Bのネットショップにも対応できるので、B to Cとあわせて立ち上げることも可能です。
4. Shopify(ショッピファイ)
・・・・・・ あ、ちょっと待ってください。 もしかして、WEBサイトでお悩みではないですか? 私たちキャンバスは プロのデジタルコンテンツ・クリエイター集団 です。WEBサイト制作やシステム構築はもとより、臨場感あふれる動画コンテンツ制作や、面白いデジタルコンテンツ制作もおてのもの。 私たちと一緒に、あなたのお客さまが驚くようなコンテンツを一緒に作りませんか? >> キャンバスの会社サイト 私たちが今までにどんなものを作って何をして来たのか。一部をこちらに載せておきますので、よかったら見ていってください。 >> キャンバスの制作実績 制作のご相談・ご依頼はこちらからどうぞ。 >> 相談 or 見積 or 出来るかどうか話を聞く
<< お知らせ >> 2022年6月10日より株式会社キャンバスより新サービス「オンリーワン設計図」をリリースしました!btobの営業活動にお悩みの企業さま、ぜひご一読ください。 >> 「オンリーワン設計図」公式ページ よろしければこちらの記事もご参照ください。 >> BtoB企業の向かう先と今後求められる営業マン ~BtoB営業マンは絶滅危惧種!? ~
ECサイトプラットフォームとは?代表的なサービスを10社ご紹介
ECサイト構築
プラットフォームによってはECサイトのデザインから性質までがらりと変わります ECプラットフォームとは 。
これからECサイトを作りたい方、ECサイトのプラットフォームを変えようか迷っている方 は必見です。
この記事でわかること
ECサイトプラットフォームとは
ECプラットフォームとは、 ECサイトを開設するにあたり、サイト構築のベースとなってくれるソフトウェアシステムのこと です。
非常にざっくりと言えば、 ECサイトを運営するにあたって必ず必要なシステム なのです。
ECモールの代表的なサービス2選
ECモールは、 ショッピングモールのように1つの大きなECサイトにいろんなお店が集まっているプラットフォーム のことです。
Amazon
商品データの管理や発送は全てAmazonが行ってくれるため、 少ない労力で売上が期待できます 。
定期的に行われるセールもあって知名度・集客度ともに抜群ですが、費用面の負担も同様に大きくなる でしょう。
ショッピングカートASPの代表的なサービス2選
個人でも簡単にECサイトを立ち上げられる ため、近年その人気が高くなっています。
国内のASPにおいては抜群の知名度を誇り、非常に使いやすい のが特徴となっています。
STORES
オプション料金を追加で支払うことで更にサービスの幅が広がるため、 お店の規模に合った使い方ができる でしょう。
パッケージの代表的なサービス2選
そのため 非常に自由度が高く、楽しく運営できるのが魅力 です。
ecbeing
また 長年サービスを展開していることもあって、豊富な実績を通して培ったノウハウは計り知れません 。
EC-ORANGE
そのため 現在オムニチャネルを導入している企業はもちろん、ECサイト参入を考えている小売店でも非常に有効 です。
クラウドECの代表的なサービス2選
ASPよりもECパッケージに近いものがあり、 ASPよりもカスタマイズ性の高さ・外部連携のしやすさで強みがあります 。
ebisumart
その 特徴は拡張性に優れている点 で、利用者の要望に応じて独自機能やデザインにカスタマイズが可能です。
GMOクラウドEC
元来運営していたMakeShopをベースに運営されているモデルなだけあって、 痒いところに手が届く仕様 となっています。
オープンソースの代表的なサービス2選
ほとんどの場合、オープンソースのプログラムは誰でも無料でインストールできるため、 ECプラットフォームとは 低コストでECサイトを始められるのが大きな魅力 となっています。
ECプラットフォームビジネス3社比較!Amazon、Alibaba、ebayのビジネスモデルを解説
最初に今回の登場企業の紹介です。
・Amazon(倉庫運営型プラットフォーム)
・Alibaba(モール型プラットフォーム)
・ebay(オークション型)
①自社で商品を仕入れるAmazonのビジネスモデル
Amazonは倉庫運営型のECプラットフォームを展開しています。
自社で倉庫や物流機能を有し、商品を大量に仕入れて消費者に販売します。
②モール型のECプラットフォームを展開するAribabaのビジネスモデル
Aribabaはモール型のECプラットフォームを展開しています。
タオバオやTモールのようなECサイトに人を集め、サイトに出店しているメーカーから手数料を徴収します。
③出品者と購入者を繋げるebayのビジネスモデル
ebayはオークション型のECプラットフォームを展開しています。
ebay自体が商品を仕入れることはありません。売り手と買い手が取引を行い、取引に応じた手数料収入を徴収します。
会計クイズ
<補足:損益計算書とは?>
正解の発表
ebayのビジネスモデル
まずはオークション型のECプラットフォームを展開するebayを見ていきます。
ebayは売り手と買い手を繋ぐマーケットプレイスを営んでいます。取引額に応じてebayは手数料収入を徴収します。
ebayの損益計算書
ebayの損益計算書の数値を見てみましょう。ebayの売上高を構成するのは取引手数料です。ebayはユーザに対してECサイトという場所を提供することで、その見返りとして手数料を得ます。この手数料がebayの売上高となります。
ebayのECビジネスのKPI
ebayの決算書を見ると、流通総額(GMV)や手数料率(Take rate)といった用語が出てきます。流通総額と売上高の違いについてを見ていきましょう。
流通総額はプラットフォーム上で行われた取引金額の総量を表しています。2020年度のebayの流通総額は約93億ドルであり、ebayのプラットフォームでは1年間に約93億ドル近い金額が動くということがわかります。
また、手数料率(Take rate)とは、流通総額に対するebayの取り分を意味します。2020年度は9.3%と記載があるため、流通総額93億ドルの内、約9.3%がebayの売上高となっています。
このように、決算書を見る際には、どのような構成要素が売上高を構成しているのかを確認することが重要です。
ebayのコスト構造
次に、ebayのコスト構造を見ていきましょう。決算書からも読み取れるように、原価率が比較的低い特徴があります。これは自社で商品などを仕入れているわけではなく、プラットフォームの運営費がコストを構成するため、変動費が大きくなりにくいビジネスを行っていることが理由となります。ebayのコストの多くを占めるのは、プラットフォームの運営費、研究開発費、集客のためのマーケティングコストとなります。
Alibabaのビジネスモデル
Alibabaの売上高
参考までに、Alibabaの流通総額です。世界最大のECプラットフォームを運営していることからもわかる通り、金額も桁違いです。
FY20の流通総額は約104兆円となっており、いかに多くのユーザーがAlibabaのプラットフォームを利用しているかが読み取れます。
それでは、Alibabaの売上高の大半を占めるコアコマース事業についてをみていきましょう。
決算書によるとコマース事業は、中国本土での小売り事業が中心となっている事業とのことです。このように、Alibabaの売上高の大半が中国本土でのEC事業をはじめとした小売り事業で構成されています。
Alibabaのマネタイズポイント
それでは改めてAlibabaのビジネスモデルを見ていきましょう。AlibabaはタオバオやTモールといった大規模なECプラットフォームを運営しています。その流通総額は100兆円を超えており、非常に多くのユーザーが利用していることがわかります。そんな魅力的なプラットフォームに出店したいと考えるメーカーや小売業者の数は数えきれないほど存在しており、Alibabaはその出店者から主に収益を得ています。
モール型のECビジネスは、販売に応じた手数料収入を出店者から取るモデルが多いですが、Alibabaも取引に応じた手数料収入が中心なのでしょうか?実は、決算書を見ると、取引に応じた手数料収入よりも、出品者に対しての販促支援による収入の割合が多くなっています。
Alibabaのプラットフォームに出品する企業は数多くいますが、それだけ多くの企業が出品していると競合も多く存在することとなります。そこでAlibabaは、出品者に対して販売促進支援というサービスを提供しており、その見返りとして収入を得ています。
Alibabaの決算数値を確認してみます。モール型のビジネスモデルを展開しているにしては原価率がやや高めな印象を受けます。この原価の内訳には、店舗支援に関するコスト、決済コスト、サーバー、ネットワーク運営費と多岐に渡っており、原価率は毎年約50%前後なっています。一方で、固定費自体はそこまで大きくなく、営業利益率はこの規模にしては非常に高い特徴があります。
Amazonのビジネスモデル
Amazonの売上高の内訳
最後は倉庫運営型のECプラットフォームを展開するAmazonを見ていきます。
まずはAmazonの売上高の内訳を確認していきます。Amazonの売上高の72%を占めるのはオンラインストア事業です。オンラインストア事業の中には自社仕入型とマーケットプレイス型の2つのビジネスモデルが存在します。それぞれの違いについてを解説していきます。
Amazonの2つのビジネスモデル
①自社仕入れ型
オンラインストア事業のうち、自社仕入れ型とは、Amazonが自社で商品を仕入れて、それを消費者に対して販売するビジネスです。
商品を自社で仕入れているため、原価率が比較的大きくなりやすい特徴があります。
②マーケットプレイス型
オンラインストア事業のうち、マーケットプレイス型とは、Amazonのプラットフォーム上に、第三者が出品し、Amazonは出店手数料や取引に応じた手数料を取るビジネスです。こちらはAmazonが自社で商品を仕入れて販売しているわけではないため、比較的収益性が高いビジネスとなります。
このようにAmazonは2つのECビジネスを展開しており、売上高の大部分を占めています。Amazonの決算数値を見ると、売上原価や物流費用といった勘定科目が目立ちます。売上高の半分近くを占める自社仕入型のオンラインストア事業の規模が大きいため、損益計算書にもビジネスの特徴が強く反映されていることがわかります。
最後にまとめです。
今回は、ECプラットフォームというテーマで、各種企業のビジネスモデルを比較しました。
ECプラットフォームと言っても、各社の商流やビジネスモデルは全く違うことが決算数値を見ることによって読み取ることができます。
以上、今回のクイズの正解は、選択肢③がAmazonでした。
さらに決算書の読み方や企業のビジネスモデルを学びたい方は、アプリ「Funda」もぜひ触ってみてください!
1日5分から学ぶことができます。
早速下記のリンクからほかのクイズにも挑戦してみよう!
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